家では自然に話せるのに、学校や園では話せない。
返事ができない、助けを求められない、表情や動きまで固まってしまう。
そんな子どもの姿に戸惑い、どう支えればよいのか悩んでいる保護者の方へ。
【静岡 場面かんもくの会】は、主に保護者を中心とした親の会です。
同じような悩みをひとりで抱え込まず、情報に触れ、考えを整理し、ゆるやかにつながっていける場でありたいと考えています。
こんな戸惑いはありませんか
- 家では話せるのに、学校ではまったく話せない
- 返事やあいさつができず、誤解されないか心配
- 友だちとの関係が広がらず、孤立しないか不安
- 学校にどう説明すればよいかわからない
- 無理に話させない方がよいのか、働きかけた方がよいのか迷う
- このままで大丈夫なのか、先の見通しが持てない
こうした戸惑いは、場面緘黙のある子どもの保護者にとって、決して特別なものではありません。
まず大切なのは、本人の困りごとを正しく理解し、保護者だけで抱え込まないことです。
家庭で大切にしたいこと
無理に話させることだけを目標にしない
「話せるようになること」だけを急いで目標にすると、本人の緊張や失敗感が強くなることがあります。
まずは安心できること、気持ちを受け止めてもらえること、少しずつ自己表現の幅が広がることを大切にしてください。
小さな変化を前進として受け止める
声が出なかった子がうなずけた、視線を向けられた、短い返事ができた、紙に書いて伝えられた。
そうした変化も、本人にとっては大きな前進です。
できなかったことだけを見るのではなく、小さな変化を積み重ねとして受け止めることが大切です。
家庭だけで抱え込まない
保護者がひとりで悩み続けると、見通しを持ちにくくなります。
学校、必要に応じて専門機関、そして同じ経験を持つ保護者とのつながりの中で考えていくことが、本人にとっても保護者にとっても支えになります。
学校との関わりで大切にしたいこと
場面緘黙の症状の緩和に向けては、家庭だけでなく、学校での理解と関わりがとても重要です。
本人がどの場面で困りやすいか、何ならできるか、どのような配慮があると安心しやすいかを、学校と共有していくことが大切です。
- 話せないことを叱ったり、繰り返し促したりしない
- できていること、安心しやすい条件を共有する
- 返事や発表だけでなく、困りごとの全体像を見る
- 本人の負担が少ない形で意思表示できる方法を考える
- 家庭と学校で、無理のない目標を共有する
学校との連携は、一度話して終わりではなく、状況に応じて少しずつ見直していくことが大切です。
保護者だけで抱え込まないために
場面緘黙は、周囲に理解されにくく、家庭の中だけで悩みが深くなりやすい困難でもあります。
だからこそ、保護者が安心して話せる場や、経験を共有できるつながりを持つことには大きな意味があります。
【静岡 場面かんもくの会】は、同じような悩みを抱える保護者同士が、ゆるやかにつながり、学び合い、必要なときに必要な情報に触れられる場でありたいと考えています。
【静岡 場面かんもくの会】につながる
無理に参加する必要はありません。
まずは活動を知ることからでも大丈夫です。
会では、情報共有やお知らせ、ゆるやかな交流の場として、会員向けのオープンチャットをご案内しています。
読むことを中心に参加していただいてもかまいません。
今の状況に合わせて、無理のない形でつながっていただければ大丈夫です。
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